「転職エージェントは無駄って本当?」「使ったことがないから登録するのが不安」といった疑問や不安を持っていませんか?
無料とはいっても、本当に無駄なんだとしたら登録はしたくないですよね。
結論から言うと、優良転職エージェントで相性の良いキャリアコンサルタントに出会えれば、転職活動でさまざまなメリットを受けることができます。
一部のハズレキャリアコンサルタントを引いてしまうと、無駄と感じることもあるかもしれません。
この記事では、「転職エージェントのメリット」や「使った方がいい人」「転職エージェントの選び方」などについて詳しく解説していきます。
私は直近の転職活動で複数の転職エージェントを利用して、90万円の年収アップに成功しました。
この記事を読むと、転職エージェントのメリットや活用方法が理解できるので、転職活動を優位に進めることが可能になります。
転職活動の「質」と「効率」を高めたい人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
1位:JACリクルートメント
【公式】http://www.jac-recruitment.jp
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転職エージェントは本当に無駄?
転職エージェントは無駄という評判を見かけることがありますが、本当なんでしょうか?
はじめに、転職エージェントの概要について解説していきます。
転職エージェントとは
転職エージェントとは、「転職を検討している人」と「採用したい企業」の間に立って、転職活動を支援するサービスです。
求人に関する情報や、転職のノウハウを持ったキャリアコンサルタントが、求職者が希望する転職ができるように手厚いサポートをしてくれます。
求職者は転職エージェントを利用することで転職が成功する可能性が高まり、企業は効率的にミスマッチのない採用ができるため、双方にとってメリットがあります。
転職エージェントがしてくれること
転職エージェントに登録した後、はじめに担当のキャリアコンサルタントと面談を行います。
面談で転職の方向性を決めた後、求人紹介や応募手続き、選考中のサポートなどをするのが転職エージェントの役割です。
転職エージェントがしてくれることは、おもに次の3つです。
転職エージェントがしてくれること
✔希望条件やキャリアに合わせた求人紹介
✔応募時の推薦(推薦状)
✔応募書類へのアドバイス・面接対策
転職者の4人に1人が応募に利用
株式会社マイナビの転職動向調査2021年版によると、転職で利用した転職関連サービスのうち、転職エージェントは転職サイトに次いで2番目に多く28.3%が応募に利用しています。
またこれは、企業ホームページからの直接応募よりも多い割合となっており、利用者は年々増加傾向にあります。
「転職エージェントと直接応募の比較」や「転職エージェントの選考通過率が高い理由」などについて詳しく知りたい人は、次の記事も参考にしてみてください。
年齢と性別の内訳を見てみると、特に20代男性は約3人に1人が転職エージェントを利用していました。
転職者の3人に1人が情報収集に利用
また同調査によると、転職者のうち32.9%が情報収集段階で転職エージェントを利用していました。
つまり、転職希望者の3人に1人は転職エージェントに「登録だけはしている」と言えます。
「転職エージェントが登録だけの利用でもいい理由」や「転職エージェントに登録するメリット」などについて詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
転職エージェントが無駄と言われるケース
では、転職エージェントが無駄と言われるのは、どんなケースなのでしょうか?
転職エージェントが無駄と言われるケースは、おもに次の2つです。
転職エージェントが無駄と言われるケース
- キャリアコンサルタントの質が低い
- 転職エージェント・キャリアコンサルタントとのミスマッチ
キャリアコンサルタントの質が低い
使えないキャリアコンサルタントの特徴は次のとおりです。
使えないキャリアコンサルタントの特徴
✔連絡が来ない・連絡が遅い
✔連絡が多すぎる・少なすぎる
✔求人をゴリ押ししてくる
✔希望と合わない求人を大量に紹介してくる
✔書類へのアドバイスや面接対策が適当
転職エージェント・キャリアコンサルタントとのミスマッチ
転職エージェントには、求職者の年齢・職種・専門分野などによって得意不得意があります。
例えば、「IT業界に強い」「外資系に強い」「営業職に強い」「スタッフ職に強い」「ハイクラス層に強い」「第二新卒に強い」といった特徴を各社が持っています。
キャリアコンサルタントにもタイプがあり、自分の求めるタイプとギャップがあったり、相性が良くないと「無駄」と感じてしまうのです。
転職エージェントを利用する場合は、「適切な会社選び」と「自分にあったキャリアコンサルタント探し」が重要になります。
零細転職エージェントに注意
聞いたことがないような零細転職エージェントを利用するときは、慎重に検討する必要があります。
現在日本には約18,000社の転職エージェントが存在していますが、人材紹介業は参入障壁が低い分、生き残り競争が熾烈です。
零細転職エージェントは会社の存続のためには結果が必要なので、求職者の長期的な目線での転職成功よりも、短期的な成果を追う傾向があります。
希望と合わない求人を大量に紹介してきたり、内定が出ると執拗に転職を勧められたりすることがあるので、注意が必要です。
こういった一部の零細転職エージェントが、「無駄」「使えない」「役に立たない」といった評判を作っています。
そのため、転職エージェントは、上場企業や社歴の長い会社の中から選ぶのがおすすめです。
転職エージェントが無駄になる人
転職エージェントをそれほど必要としない人もいます。
転職エージェントが無駄になる可能性がある人は、次のとおりです。
転職エージェントが無駄になる人
- 超優良企業だけを目指している人
- ヘッドハンティングされている人
- NPO・NGO法人などに転職したい人
超優良企業だけを目指している人
超優良企業への転職だけを目指している人は、転職エージェントが必須ではありません。
自社の募集だけでも十分に優秀な応募者を確保できる企業は、転職エージェントで求人を扱っていないケースもあります。
ただ、転職エージェントの推薦状があった方が書類選考通過の可能性は高くなるので、自分の希望する会社が転職エージェント経由で求人を募集しているか確認してみるのが良いでしょう。
ヘッドハンティングされている人
ヘッドハンティングされていて入社の意思がある人も、転職エージェントは不要となります。
ただし、転職スカウトサービス経由でのスカウトやリファラル採用など、内定が確定していないケースでは不採用となる可能性もあります。
転職活動を継続する可能性がある場合は、転職エージェントに登録しておきましょう。
NPO・NGO法人などに転職したい人
最後に、民間非営利団体(NPO)や非政府組織(NGO)、学校法人といった団体に転職したい人です。
転職エージェントでは非営利団体の求人は少ないため、転職エージェントだけで転職活動を完結するのは難しい可能性があります。
しかし、最近はリクルートエージェントなどで非営利団体の求人にも注力し始めているので、登録はしておいてほかの転職方法と併用するのが良いでしょう。
転職エージェントを利用しないデメリット
転職エージェントを利用しないことによるデメリットは、次の7つがあげられます。
転職エージェントを利用しないデメリット
✔書類選考や面接通過率が低くなる
✔独占求人・非公開求人にアクセスできない
✔業界情報や企業情報の入手が難しい
✔履歴書・職務経歴書のブラッシュアップがしにくい
✔面接のフィードバックが貰えない
✔企業との条件交渉の難易度が高い
✔スケジュール管理が面倒
転職エージェントを利用するメリット
続いて、転職エージェントを利用するメリット・デメリットについて解説します。
転職エージェントを利用するメリットは、次の3つです。
転職エージェントを利用することで、転職活動の「質」と「効率」の両方を高めることができます。
転職エージェントを利用するメリット
- 求人の選択肢が広がる
- 内定率が高くなる
- 効率的に転職活動を進められる
求人の選択肢が広がる
転職エージェントは、「独占求人」や「非公開求人」を持っている場合があります。
「独占求人」や「非公開求人」は、基本的に求人を持っている転職エージェント経由でないと応募できません。
複数の転職エージェントを併用することで、求人の選択肢をさらに広げることも可能です。
内定率が高くなる
転職エージェントを利用することで、内定率を高めることができます。
内定率が高くなる理由は、次のとおりです。
内定率が高くなる理由
✔推薦状によって書類選考通過率が高くなる
✔履歴書・職務経歴書がブラッシュアップできる
✔面接対策で面接通過率が高くなる
「大手転職エージェントの内定率」や「内定率が上がる3つの理由」などについて詳しく知りたい人は、次の記事も参考にしてみてください。
効率的に転職活動を進められる
転職エージェントを利用することで、本来自分でやらなければならないことの一部を、キャリアコンサルタントが代行・サポートしてくれます。
キャリアコンサルタントが代行・サポートしてくれる内容は次のとおりです。
キャリアコンサルタントが代行・サポートしてくれる内容
✔求人紹介
✔業界情報や企業情報の入手
✔履歴書・職務経歴書へのアドバイス
✔面接対策
✔面接などのスケジュール管理
✔企業との条件交渉
手厚いサポートのおすすめ転職エージェントはこちら。
おすすめの転職エージェント
✔リクルートエージェント
転職支援実績NO.1
【公式サイト】http://www.r-agent.com/
✔doda
転職サイト機能も使える
【公式サイト】https://doda.jp/
転職エージェントを利用するデメリット
次に、転職エージェントを利用するデメリットです。
転職エージェントを利用するデメリット
- 自分のペースで転職活動を進めづらい
- キャリアコンサルタントに当たり外れがある
- 地方だと紹介求人が少ない
自分のペースで転職活動を進めづらい
転職エージェントは良くも悪くも、早いタイミングで求職者に内定が貰えるようにサポートをします。
これは、転職エージェントが成果報酬型のビジネスモデルのためです。
そのため、ゆっくりと自分のペースで転職活動を進めたい人には、不向きかもしれません。
キャリアコンサルタントに当たり外れがある
どんな転職エージェントであっても、キャリアコンサルタントの当たり外れは少なからず存在します。
「上場企業で社歴の長い転職エージェントを選ぶ」「複数の転職エージェントから相性の良い担当者を探す」などの方法で対策が可能です。
地方だと紹介求人が少ない
都市部と比べると、地方では紹介求人が少ない傾向があります。
転職先の希望範囲を地方に限定している人は、ハローワークや企業への直接応募とあわせて転職エージェントを利用すると良いでしょう。
転職エージェントを使った方がいい人
次の条件にひとつでも当てはまる人は、転職エージェントを利用してみることをおすすめします。
転職エージェントを使った方がいい人
- 転職活動がはじめての人
- 年収を上げたい人
- 忙しくて時間がない人
転職活動がはじめての人
転職活動がはじめての人は、転職エージェントを利用することをおすすめします。
転職活動の経験がないため自分の課題や問題点を俯瞰して見ることが難しく、悩みや疑問について相談できる環境がないためです。
業界情報や企業情報、転職ノウハウを持っている転職エージェントを活用することで、転職活動の質を向上することが可能になります。
年収を上げたい人
年収を上げたい人も、転職エージェントを積極的に使いましょう。
転職エージェントの「パソナキャリア」では転職者の67.1%、「type女性の転職エージェント」では転職者の約71%が年収アップに成功しています。
転職エージェントを使うと年収が上がりやすい理由は次のとおりです。
転職エージェントを使うと年収が上がりやすい理由
✔応募企業の選択肢が増える
✔書類選考・面接通過率が高くなる
✔昇給交渉の成功率が高くなる
忙しくて時間がない人
忙しくて時間がない人は、転職エージェントを活用することで、転職活動の稼働を最小限に抑えることができます。
キャリアコンサルタントのサポートを受けながら、無理のないペースで転職活動をはじめてみることが可能です。
忙しくて時間がない人こそ転職エージェントをフル活用して、最小限の稼働で最大の結果を手に入れましょう。
転職エージェントの選び方
転職エージェントを選ぶときは、「企業の信頼度」と「キャリアコンサルタントとのマッチング」が重要です。
失敗しない転職エージェント選びは、次の3ステップで行います。
失敗しない転職エージェント選びの3ステップ
- 複数の転職エージェントを選ぶ
- キャリアコンサルタントと面談をして「質」と「相性」を確認する
- 「質」が高く「相性」の良いコンサルタントに絞る
複数の転職エージェントに登録して数人のキャリアコンサルタントと面談することで、「ハズレを引く」リスクを下げることができます。
また、転職エージェントを選ぶ際のポイントは次の3つです。
転職エージェントを選ぶポイント
✔零細エージェントを避ける
✔上場企業や社歴の長い会社を選ぶ
✔サポートが充実している会社・サービスを選ぶ
転職エージェント選びを間違えると、最悪のケースでは適当な求人を勧められたり、しつこく営業されるといったこともあります。
上場企業や社歴の長い会社は、熾烈な競争を勝ち抜き、利用者の信頼を積み重ねることで存続してきた信頼性の高い転職エージェントと言えます。
転職エージェントを利用した転職活動の流れ
最後に、転職エージェントを利用した転職活動の流れについて紹介します。
転職活動の流れは、次の8つのステップがあります。
転職エージェントを利用した転職活動の流れ
- 転職エージェントに登録
- キャリアコンサルタントと面談
- 求人紹介(独占求人・非公開求人あり)
- 履歴書・職務経歴書作成(添削・アドバイスあり)
- 応募(推薦状あり)
- 面接・選考(面接対策あり)
- オファー面談(年収交渉代行あり)
- 内定承諾
はじめに転職エージェントに登録した後、キャリアコンサルタントと面談を行います。
その後の求人紹介以降は、通常の転職活動と同じ流れになりますが、内定承諾までのすべてのプロセスでサポートを受けることが可能です。
こうして見てみると、転職エージェントのサポートがいかに厚いかが分かると思います。
まとめ:転職エージェントは本当に無駄?使った方がいい人と3つのメリットを解説
まとめ
- 転職エージェントがしてくれることは、①希望条件やキャリアに合わせた求人紹介②応募時の推薦(推薦状)③応募書類へのアドバイス・面接対策
- 転職エージェントが無駄と言われるケースは、①キャリアコンサルタントの質が低い②転職エージェント・キャリアコンサルタントとのミスマッチ
- 転職エージェントが無駄になる人は、①超優良企業だけを目指している人②ヘッドハンティングされている人③NPO・NGO法人などに転職したい人
- 転職エージェントを利用しないデメリットは、①書類選考や面接通過率が低くなる②独占求人・非公開求人にアクセスできない③業界情報や企業情報の入手が難しい④履歴書・職務経歴書のブラッシュアップがしにくい⑤面接のフィードバックが貰えない⑥企業との条件交渉の難易度が高い⑦スケジュール管理が面倒
- 転職エージェントを利用するメリットは、①求人の選択肢が増える②内定率が高くなる③効率的に転職活動を進められる
- 転職エージェントを利用するデメリットは、①自分のペースで転職活動を進めづらい②キャリアコンサルタントに当たり外れがある③地方だと紹介求人が少ない
- 転職エージェントを使った方がいい人は、①転職活動がはじめての人②年収を上げたい人③忙しくて時間がない人
- 失敗しない転職エージェント選びの3ステップは、①複数の転職エージェントを選ぶ②キャリアコンサルタントと面談をして「質」と「相性」を確認する③「質」が高く「相性」の良いコンサルタントに絞る
- 転職エージェントを選ぶポイントは、①零細エージェントを避ける②上場企業や社歴の長い会社を選ぶ③サポートが充実している会社・サービスを選ぶ
- 転職エージェントを利用した転職活動の流れは、①転職エージェントに登録②キャリアコンサルタントと面談③求人紹介(独占求人・非公開求人あり)④履歴書・職務経歴書作成(添削・アドバイスあり)⑤応募(推薦状あり)⑥面接・選考(面接対策あり)⑦オファー面談(年収交渉代行あり)⑧内定承諾
この記事では、「転職エージェントのメリット」や「使った方がいい人」「転職エージェントの選び方」などについて解説してきました。
転職活動の「質」と「効率」を高められるかは、キャリアコンサルタント次第と言っても過言ではありません。
良いキャリアコンサルタントを探して、是非転職活動を有意義なものにしてください。
この記事が、あなたの転職活動の参考になれば嬉しく思います。
もし今日から取り組める内容がひとつでもあれば、早速実践してみてください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。