「給料がもう何年も上がっていなくてモチベーションも上がらない」「仕事のモチベーションの上げ方が分からない」と悩んだことはありませんか?
結論から言うと、給料が上がらないとモチベーションを維持するのは難しいと言えます。
1日の3分の1以上の時間を費やして頑張っているのに、給料が上がらないのではモチベーションも下がりますよね。。
この記事では、給料が上がらないとモチベーション維持が難しい理由と対処法について詳しく解説していきます。
この記事を読むと、モチベーションを上げるための方法を知ることができます。
もし今、あなたが仕事のモチベーションが低くて悩んでいるなら、ぜひ最後まで読んでください。
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仕事のモチベーションに影響を及ぼす要因
モチベーションとは、人が何かアクションをするときの「動機」のことで、「やる気」や「意欲」と同じような意味です。
臨床心理学者のハーズバーグによって提唱された「モチベーション理論」 によると、モチベーションに影響を及ぼす要因は大きく2つあります。
「動機づけ要因」と「衛生要因」と言います。
仕事の満足度に関わる要素が 「動機づけ要因」で、満たされなくても不満は出ませんが、満たされると仕事に前向きになれます。
例として、仕事を通じた達成感や成長、期待や評価、仕事とプライベートのバランスなどがあります。
仕事の不満に関わる要素が 「衛生要因」 で、満たされると不満は解消されますが、満足には繋がりにくい要素です。
例として、賃金や人間関係、労働環境などがあげられます。
仕事のモチベーションに影響を及ぼす要因
✔動機づけ要因:仕事を通じた達成感や成長、期待や評価、仕事とプライベートのバランスなど
✔衛生要因: 賃金や人間関係、労働環境など
給料が上がらない要因については、こちらの記事でまとめています。
【関連記事】あなたの給料が上がらない【要因】と【対処方法5選】まとめ
給料が上がらないとモチベーション維持は不可能?
「動機付け要因」は、本人次第でコントロールできる部分もありますが、「衛生要因」は本人の努力でコントロールするのが難しい要素です。
また、「動機づけ要因」が満たされると満足感は得られますが、不満が解消されるわけではありません。
つまり、仕事が充実して「動機づけ要因」が満たされたとしても、「衛生要因」である給料に対する不満はなくならないので、給料が上がらないとモチベーションを維持するのは難しいと言えます。
厚生労働省の調査によると、転職者の自己都合での離職理由(3つまで複数回答)のうち23.8%が賃金への不満というデータもあります。
離職理由 | 割合 |
---|---|
労働条件(賃金以外)がよくなかったから | 28.2% |
満足のいく仕事内容でなかったから | 26.0% |
賃金が低かったから | 23.8% |
会社の将来に不安を感じたから | 23.3% |
人間関係がうまくいかなかったから | 23.0% |
他によい仕事があったから | 16.1% |
いろいろな会社で経験を積みたいから | 15.9% |
能力・実績が正当に評価されないから | 15.3% |
その他 | 14.8% |
安全や衛生等の職場環境が良くなかったから | 14.8% |
雇用が不安定だったため | 8.3% |
結婚・出産・育児のため | 6.2% |
病気・怪我のため | 4.0% |
介護・看護のため | 2.7% |
家族の転職・転居のため | 2.2% |
*3つまでの複数回答の結果
給料が上がらないときのモチベーション対処法
それでは、どうすればモチベーションを上げることができるのでしょうか?
ここからは、「給料が上がらない」という根本課題を解決してモチベーションを上げるための対処法を紹介します。
モチベーションを上げるための3つの対処法
- 転職をする
- 昇給交渉をする
- 副業をする
1.転職をする
転職は給料を上げるのに確実性の高い方法です。
なぜなら、転職のチャンスは一度だけでなく、良い条件の内定が貰えるまで転職活動を続けることができるからです。
厚生労働省の調査によると、転職者全体の39.0%の人が給料が上がっているというデータがあります。
転職時期の期限を設けなければ、さらに給料が上がる確率は高くなるでしょう。
私自身も、直近の転職では期限を決めずに約半年間転職活動を続けて、90万円の年収アップに成功しました。
2.昇給交渉をする
昇給交渉によって給料を上げる方法です。
昇給交渉を成功させるのは簡単ではありませんが、会社の人事制度やあなたの被評価によって可能な場合もあります。
ほとんど労力をかけずに給料が上がる可能性もあるので、自分はいけそうだなと思う人は試してみる価値があるでしょう。
昇給交渉の具体的な方法や注意点については、「給料が上がらないとき昇給交渉は可能か?現実的な交渉方法を解説」で詳しく解説しています。
3.副業をする
副業で収入を増やす方法です。
給料自体は上がらないので、直接的に「衛生要因」の不満が解消されるわけではありませんが、収入が増えることで割り切って仕事に取り組むことができます。
また、副業の内容によっては、本業の仕事へ良い影響が期待できる場合もあります。
例えば、マーケティング職の人が副業でブログをはじめて、集客やサイト運営のスキル、ノウハウが身についた。などです。
パーソル総合研究所調べでは、副業による平均月収は6.82万円で、月収30万円以上稼いでいる人の割合が3.9%もいるそうです。
モチベーションが高いことによるメリット
モチベーションが高いことによるメリットは次の3つです。
モチベーションが高いことによるメリット
- 成果が上がりやすい
- 成長できる
- 良いサイクルが継続する
1.成果が上がりやすい
モチベーションが高いと主体性も高まり意欲的に仕事に取り組めるため、成果が上がりやすくなります。
また同様の理由から、労働生産性が上がることも期待できます。
2.成長できる
モチベーションが高いと仕事量が増え、新しい仕事も任されやすくなるため、成長できる経験や機会が増えます。
成長を実感できると「動機づけ要因」が満たされ、仕事に前向きになれます。
3.良いサイクルが継続する
「モチベーションが高い」→「改善意欲が増す」→「成果が出る」→「成長する」→「さらにモチベーションが上がる」の良いサイクルが継続し、成果や成長をさらに促進できます。
まとめ:給料が上がらないとモチベーション維持は不可能?【3つの対処法】を解説
まとめ
- モチベーションに影響を及ぼす要因は「動機づけ要因」と「衛生要因」の2つ
- 「動機づけ要因」が満たされたとしても、「衛生要因」である給料に対する不満はなくならない
- 給料が上がらないとモチベーションを維持するのは難しい
- モチベーションを上げるための対処法は、”①転職をする②昇給交渉をする③副業をする”の3つ
- モチベーションが高いことによるメリットは、”①成果が上がりやすい②成長できる③良いサイクルが継続する”の3つ
この記事では、 給料が上がらないとモチベーション維持が難しい理由と対処法について解説してきました。
給料が上がらずモチベーション維持が難しい場合は、転職や昇給交渉などで対処することをおすすめします。
この記事が、あなたのモチベーションアップの参考になれば嬉しく思います。
もし今日から取り組める内容がひとつでもあれば、早速実践してみてください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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