おすすめ転職サービスはこちら

給料が上がらない【8つの理由】と【要因別対処方法】を解説

悩むサラリーマン

「もう何年も給料が上がっていない」「このまま会社に居続けて大丈夫だろうか」と将来が不安になったことはありませんか?

5年後、10年後が見通せない状況だと、このままでいいのかと考えてしまいますよね。

この記事では、頑張って働いているのに給料が上がらない理由と要因別の対処方法について詳しく解説していきます。

私は営業からセールスコンサルタントへのキャリアアップをきっかけにして、直近の転職では90万円の年収アップに成功しました。

また、現在は副業に力を入れていて、年間100万円以上の副業収入があります。

この記事を読むと、あなたの給料が上がらない原因が特定できるので、年収を上げるためにするべきことが明確になります。

給料が上がらない状況を抜けだして年収を上げたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

10社以上の転職サービスを利用した筆者のおすすめはこちら

1位:JACリクルートメント

  【公式】http://www.jac-recruitment.jp

  ハイクラス・ミドルクラス転職5年連続No.1

  年収500万円以上で年収アップ・キャリアアップしたい人は登録必須!

2位:ビズリーチ

  【公式】https://www.bizreach.jp/

  登録者数200万人以上の国内最大級の転職スカウトサービス

  企業の人事や役員クラス、案件を持つヘッドハンターから直接スカウトを受けとって内定率大幅アップ!

3位:doda

  【公式】https://doda.jp/

  国内最大級の求人数を誇る転職エージェントと転職サイトのハイブリッドサービス

  サポートが手厚いため20代や転職サービスを利用したことがない人にもおすすめ

この記事の著者
うきぐも

うきぐも 転職ブロガー

  • 転職4回で10社以上の転職サービスを利用
  • ビズリーチのプラチナスカウトで2回転職
  • 1回の転職で年収90万円アップの実績あり
目次

給料が上がらないのは当たり前?

平均年収・平均昇給額は横ばい

給料が上がらないのは当たり前なのでしょうか?

給料に関するデータから昇給の実態について確認してみたいと思います。

まずはじめに、日本の平均年収を見ていきましょう。

平均年収の推移

【参考】民間給与実態統計調査|国税庁

国税庁が発表した民間給与実態調査によると、2019年の平均年収は約436万円です。

また、チャートが示すように2012年以降は平均年収額はやや上昇傾向で推移しています。

次に平均昇給額についてです。

昇給額とは、1年間の平均月給が前年平均月給と比べてどれだけ増えたのかを表した金額です。

2019年の平均昇給額が5,997円。2018年は5,934円で63円増えています。

平均年収の推移、直近の平均昇給額から、日本全体でみると給料は「ほぼ横ばいである」と言えます。

参考に性別、年齢別の平均年収も載せておきます。

年齢別平均給与

【参考】民間給与実態統計調査 |国税庁

給料が上がらない8つの理由

日本の給料はほぼ横ばいであることがわかりました。

では実際に給料が上がらない理由には、どんなものがあるのでしょうか?

給料が上がらない8つの理由

【外的要因(環境要因)】

  1. 経済成長の低迷
  2. 終身雇用・年功序列制度
  3. 内部留保
  4. 会社の業績
  5. 昇給率
  6. 評価者との相性

【内的要因(自己要因)】

  1. 能力、スキル
  2. アピール不足

給料が上がらない理由は、外的要因(環境要因)と内的要因(自己要因)に分けて考えられます。

外的要因としては次の6つがあげられます。外的要因は自分自身でコントロールしにくい特性があります。

1.経済成長の低迷

日本の経済成長の低迷は、給料が上がらない大きな理由のひとつです。

「失われた30年」と言われるように日本経済は約30年間、「経済成長」「景気拡大」が低迷しています。

他国の経済が成長するなかで日本の経済成長が止まれば、企業の国際的な競争力は低下し、国内の消費需要も上がらないため企業は利益を出しずらくなります。

結果、一部の勝ち組企業以外は、従業員に利益を十分に還元できないという負のスパイラルが生まれているのです。

近年の中国企業の躍進と自国の経済成長があらわすように、経済成長と企業の給与上昇は大きく関連しています。

2.終身雇用・年功序列制度

これまで多くの日本企業が「終身雇用」「年功序列型」の雇用制度を採用してきました。

定年まで安心して働けるというメリットがある一方で、この雇用制度が給料が上がらない原因のひとつになっています。

この制度下では、能力や実績に関係なく一定の給料を貰い続けることができ、クビになったり極端に給料が下がったりすることは基本的にありません。

反面、能力が低い人やまじめに仕事をしない人にも無駄なコストが発生するので、企業の利益を最大化することができず生産性が悪い制度と言えます。

近年では、日本企業の国際的な競争力の低下や働き方の多様化を背景に、「終身雇用」や「年功序列型」の制度を採用しない「成果主義」の企業も増えてきています。

3.内部留保

内部留保とは、正しくは「利益剰余金」といって、企業が出した利益のうち積み立てに回したお金のことをいいます。

日本の企業の多くは、利益が出たとしても内部留保を優先するため、給与には十分にお金が回らず結果、給料が上がりにくくなります。

内部留保を蓄えるメリットは、自己資本が増え会社の財政が安定すること。企業間取引において信頼性を高められることなどがあります。

「従業員の賃上げ」「企業の財政基盤強化」はどちらも重要ですが、内部留保が給料が上がらない理由のひとつであることは間違いありません。

4.会社の業績

業績が悪い会社は、業績が良い会社に比べて給料が上がりにくい傾向があります。

理由は、会社は事業で得た利益の一部を株主や従業員に還元しているからです。

会社は基本的には利益をあげることで事業を継続できるので、業績が悪ければ社員の昇給や賞与にお金が回らないのは当然ですね。

業績が良い会社はもちろん、伸びている業界や競争力のある会社で働くことで、より給料が上がりやすくなります。

5.昇給率

「昇給率」が低い会社は給料が上がりにくいです。

昇給額は昇給機会の回数と1回あたりの昇給率によって決まるからです。

昇給率や昇給回数は会社によってさまざまで、昇給率が1%違うだけでも、長期的には福利効果によって生涯年収が大きく変わってきます

一般的には、中小企業よりも大企業のほうが昇給率が高い傾向にあるので、より規模の大きい会社で働くと給料が上がりやすくなります。

6.評価者との相性

評価者との相性が悪いと給料が上がりにくくなります。

「普通昇給」や昇格はほとんどの場合、人事評価によって決められます。

普通昇給とは、能力の向上など一般的理由に基づく昇給のことを言います。

人事評価は大きく能力評価と業績評価に分けられますが、特に能力評価では評価者との相性が重要です。

業評価は定量的な指標での評価なのに対して、能力評価は定性的な指標が使われることが多く、評価者によって評価が変動しやすいからです。

例えば、自分よりも営業成績が悪いAさんのほうが、能力評価では良い評価だった。なんて経験がある人もいると思います。

そのため、相性の良い評価者のほうが給料が上がりやすいと言えます。

続いて内的要因として次の2つがあげられます。内的要因は自分自身でコントロールしやすい特性があります。

1.能力、スキル

能力、スキルが高い人に比べて、低い人は給料が上がりにくいです。

なぜなら能力、スキルが低いと仕事の効率や生産性が上がらず、成果を最大化できないからです。

例えば、チームマネジメント能力が高い人の営業チームと低い人の営業チームとでは、売上に数千万円の差がでる場合もあります。

会社は、より貢献度の高い社員に働き続けてほしいと考えるので、能力、スキルが高い社員は給料が上がりやすくなります。

2.アピール不足

評価者へのアピールが不足していると、給料が上がりにくくなります。

評価者はほとんどの場合、複数人の部下を評価する必要があり、全員の業務内容や行動をすべて把握するのは難しいからです。

評価者は、自分により多くの情報をインプットしてくる部下のほうが評価しやすいものです。

過度なアピールはよく思われない場合もあるので注意が必要ですが、アピールは評価者の適正な評価を促すためのアウトプットと言い換えることができます。

そのためアピールしない人に比べて、アピールする人のほうが給料が上がりやすいと言えます。

給料が上がらない要因などについて、こちらの記事でまとめています。

【関連記事】あなたの給料が上がらない【要因】と【対処方法5選】まとめ

要因別対処方法

給料が上がらない理由について、ここまで解説してきました。

それでは給料が上がらない場合、どのような対処方法が考えられるのでしょうか?

外的要因、内的要因に分けて解説していきます。

外的要因(環境要因)への対処方法

  • 転職する
  • 副業をする

内的要因(自己要因)への対処方法

  • スキルアップ・キャリアアップする

転職する

会社の制度や業績など、自分自身ではどうすることもできない理由で給料が上がらない場合は、転職をするのが即効性が高く効果的です。

なぜなら、実際に転職者の4割以上の人が年収アップしているからです。特に20代~30代前半にかけては半数近くの人が年収アップに成功しています。

年収アップを狙うのであれば、これまで解説してきた「給料が上がらない理由」に当てはまらない、次のような会社を選ぶのが良いでしょう。

年収アップが狙いやすい会社

✔成果主義を採用している

✔業績が良い

✔昇給率が高い

具体的な転職活動のすすめ方については、「転職で年収アップは可能?【相場】【方法】【ノウハウ】まとめ」で詳しく解説しています。

副業をする

副業をすることで、会社の給料が上がらない分を補填をすることができます。

企業の給料が上がりにくいことや、インターネットを利用した副業環境が整ったことを背景に、かなり副業が身近なものになりました。

厚生労働省の調査によると、約10人に1人が副業をしているということです。

特に、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングは副業にかかるコストがほとんどないため、リスクが低くはじめやすいということで非常に人気があります。

スキルアップ・キャリアアップする

給料を上げるうえで分かりやすい指標のひとつがスキルやキャリアです。

会社に求められているスキルやキャリアを示せれば、給料が上がる可能性は高くなります。

なぜなら会社は能力、スキルが高く、貢献度の高い社員に辞めずに働き続けてほしいと考えるからです。

会社によっては指定された資格を取得すると「資格手当」が出たり、資格取得するための補助制度がある会社もあります。

身に付けたスキルやキャリアは転職においても強みになるので、昇給に有利に働きます。

まとめ:給料が上がらない【8つの理由】と【要因別対処方法】を解説

まとめ

  • 日本の平均年収はやや上昇傾向で推移している
  • 給料が上がらない理由は外的要因(環境要因)内的要因(自己要因)に分けることができる
  • 給料が上がらない理由(外的要因)は”①経済成長の低迷②終身雇用・年功序列制度③内部留保④会社の業績⑤昇給率⑥評価者との相性”の6つ
  • 給料が上がらない理由(内的要因)は”①能力、スキル②アピール不足 “の2つ
  • 外的要因への対処方法は”①転職する②副業をする”の2つ
  • 内的要因への対処方法は”スキルアップ・キャリアアップする”

この記事では、給料が上がらない理由と要因別の対処方法について解説してきました。

給料を上げるためには、まずは給料が上がらない理由が分かっていないと、アクションを起こすこともできません。

あなたの給料が上がらない理由の気づきや、昇給のヒントになっていれば嬉しく思います。

もし今日から取り組める内容がひとつでもあれば、早速実践してみてください。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

記事内容が参考になったらシェアお願いします!

この記事を書いた人

■Saasベンチャー企業×副業
■これまでに転職4回、5社を経験
■ビズリーチのプラチナスカウトで2回転職
■転職で年収90万円アップの実績あり

目次