「転職エージェントと直接応募はどっちが有利?」「転職エージェントと直接応募ってどう違うの?」といった疑問を持っていませんか?
私も過去にどちらで応募すべきかが分からず、両方の応募方法を試してみたこともありました。
結論から言うと、選考通過率が高くなる転職エージェントの方が有利だと言えます。
この記事では、「転職エージェントと直接応募の比較」や「転職エージェントの選考通過率が高い理由」「メリット・デメリット」などについて詳しく解説していきます。
私は直近の転職活動で転職エージェントを利用して、90万円の年収アップに成功しました。
この記事を読むと、転職エージェント・直接応募それぞれのメリット・デメリットが理解できるので、適切な応募方法を選ぶことができます。
転職活動で応募方法に迷っている人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
転職エージェントの詳しい内容については、こちらの記事でまとめています。
1位:JACリクルートメント
【公式】http://www.jac-recruitment.jp
ハイクラス・ミドルクラス転職5年連続No.1
年収500万円以上で年収アップ・キャリアアップしたい人は登録必須!
2位:ビズリーチ
登録者数200万人以上の国内最大級の転職スカウトサービス
企業の人事や役員クラス、案件を持つヘッドハンターから直接スカウトを受けとって内定率大幅アップ!
3位:doda
【公式】https://doda.jp/
国内最大級の求人数を誇る転職エージェントと転職サイトのハイブリッドサービス
サポートが手厚いため20代や転職サービスを利用したことがない人にもおすすめ
うきぐも 転職ブロガー
- 転職4回で10社以上の転職サービスを利用
- ビズリーチのプラチナスカウトで2回転職
- 1回の転職で年収90万円アップの実績あり
転職エージェントとは
転職エージェントとは、「転職を検討している人」と「採用したい企業」の間に立って、転職活動を支援するサービスです。
求人に関する情報や、転職のノウハウを持ったキャリアコンサルタントが、求職者が希望する転職ができるように手厚いサポートをしてくれます。
求職者は転職エージェントを利用することで転職が成功する可能性が高まり、企業は効率的にミスマッチのない採用ができるため、双方にとってメリットがあります。
転職エージェントと直接応募の比較
転職の採用選考に応募する方法は、大きく2通りあります。
「直接応募」と「転職エージェント」を経由して応募する方法です。
直接応募とは
直接応募とは、企業のホームページや採用サイトから自分で直接応募することをいいます。
企業と自分以外は誰も関与しないので、応募以降の企業とのやり取りや選考の準備などを自分自身で行う必要があります。
転職活動に関わる情報収集や面接対策なども、すべて自分できる自信がある人に向いています。
転職エージェントとは
転職エージェントとは、「転職を検討している人」と「採用したい企業」の間に立って、転職活動を支援するサービスです。
求人に関する情報や転職のノウハウを持ったキャリアコンサルタントが、求職者が希望する転職ができるように手厚いサポートをしてくれます。
「転職活動の質を高めたい人」や「効率的に転職活動を進めたい人」におすすめです。
転職エージェント経由と直接応募にはそれぞれメリット・デメリットがありますが、最終的にはどちらが有利なのかを詳しく見ていきましょう。
転職エージェント経由の方が直接応募よりも選考通過率が高い
はじめに結論から言うと、転職エージェント経由の方が直接応募よりも有利になります。
なぜなら、転職エージェント経由の方が直接応募よりも選考通過率が高いからです。
転職エージェントの選考通過率が高い理由は次のとおりです。
転職エージェントの選考通過率が高い理由
✔推薦状で書類選考通過率が上がる
✔履歴書・職務経歴書がブラッシュアップできる
✔面接対策で面接通過率が上がる
✔企業の採用傾向や過去面接での質問などの情報を得ることができる
マイナビエージェントによると、応募者のうち書類選考を通過できる割合は30%。一次面接を通過できるのはそのうちの30%の割合だそうです。
つまり、100人の応募者のうち一次面接まで通過できるのは、たった9人だけなのです。
転職の選考プロセスでは書類選考・一次面接の通過が最重要であり、選考通過率が高い転職エージェントの利用が必須と言えます。
「転職エージェント経由より直接応募が有利」は本当か?
「転職エージェント経由よりも直接応募の方が有利」という意見を目にすることがありますが、本当なのでしょうか?
「紹介料」と「入社意欲」の2つの観点から解説していきます。
紹介料が発生しないから直接応募が有利?
転職エージェント経由で採用が決まった場合、求人企業は人材紹介会社に紹介料を支払います。
紹介料の相場は、採用者の年収の30%~35%程度が一般的です。
企業からすると決して安いコストではないなので、仮にまったく同じ条件の候補者が2人いた場合は、直接応募の方が有利になるでしょう。
ただし、そもそも求人企業が転職エージェントを利用している以上、紹介料がデメリットになることはありません。
企業にとってもっとも重要なのはコストよりも人材の質であり、直接応募で優秀な人材を十分に確保できるのは、ごく一部の超人気企業のみだからです。
入社意欲が伝わりやすいから直接応募が有利?
直接応募は、入社意欲や熱意が伝わりやすいから有利と言われることがあります。
入社意欲や熱意が伝わりやすいのは事実ですが、転職エージェント経由とくらべて有利かについては疑問に思います。
なぜなら、入社意欲を伝えることよりも、職務経歴書や面接の質を上げて選考通過率を高める方が重要だからです。
転職エージェントを利用した場合、推薦状を書いて貰えたり、応募書類作成や面接対策のサポートを受けることもできます。
入社意欲や熱意の部分は、職務経歴書や面接の中で伝えることで十分リカバリーが可能です。
直接応募のメリット・デメリット
次に、「直接応募」「転職エージェント」それぞれのメリット・デメリットについてです。
直接応募のデメリット
直接応募のデメリットは次の5つです。
直接応募のデメリット
✔学歴や年齢などで足切りされる場合がある
✔履歴書・職務経歴書のブラッシュアップがしにくい
✔面接対策を自分でやる必要がある
✔業界情報や企業情報の入手が難しい
✔面接のフィードバックが貰えない
応募準備や面接対策などを自己完結する必要があったり、直接応募枠での競争率が高くなるなどのデメリットがあります。
直接応募のメリット
直接応募のメリットは次の2つです。
直接応募のメリット
✔入社意欲が伝わりやすい
✔企業の採用コストが安く済む
スタートアップやベンチャー企業は入社意欲を重視する傾向があり、採用コストも潤沢でない場合も多いので、直接応募を検討してみてもいいと思います。
転職エージェントのメリット・デメリット
続いて、転職エージェントのメリットとデメリットです。
転職エージェントのデメリット
転職エージェントのデメリットは次の3つとなります。
転職エージェントのデメリット
✔自分のペースで転職活動を進めづらい
✔キャリアコンサルタントに当たり外れがある
✔地方だと紹介求人が少ない
他人と関わらずに自分のペースで転職活動を進めたい人や、地方で働くことを前提に転職したい人には不向きかもしれません。
転職エージェントのメリット
最後に、転職エージェントのメリットは次の3つです。
転職エージェントのメリット
✔内定率が高くなる
✔効率的に転職活動を進められる
✔求人の選択肢が増える
転職エージェントを有効活用するすることで、転職活動の「質」と「効率」の両方を高めることができます。
おすすめの転職エージェント
✔リクルートエージェント
転職支援実績NO.1
【公式サイト】http://www.r-agent.com/
✔doda
転職サイト機能も使える
【公式サイト】https://doda.jp/
転職エージェント経由よりも直接応募の方がいいケース
転職エージェント経由よりも直接応募の方がいいケースもあります。
次のようなケースでは、直接応募するようにしましょう。
転職エージェント経由よりも直接応募の方がいいケース
- 転職エージェントに応募したい企業の求人がない場合
- リファラル採用を利用したい場合
- 大量採用している業界・業種に応募する場合
転職エージェントに応募したい企業の求人がない場合
直接採用だけでも十分な応募者が集まる人気企業や、採用コストを抑えたいベンチャー企業など、転職エージェントに求人がない場合もあります。
転職エージェントによっても取り扱い求人が異なるので、複数のエージェントを確認しても求人がない場合は、直接応募しましょう。
リファラル採用を利用したい場合
リファラル採用とは、自社の社員に採用候補者を紹介して貰う方法のことをいいます。
応募したい企業に推薦してくれる知り合いがいる場合は、リファラル採用を利用しましょう。
応募方法は企業によって異なりますが、ホームページや採用サイトから応募する際に、紹介者を入力するケースが一般的です。
大量採用している業界・業種に応募する場合
例えばサービス業などの大量採用をしている業界・業種では、直接採用や転職サイトを利用した求人募集が主流となっています。
なぜなら、採用人数が多い業界・業種は離職率も高い傾向があるため、一定以上の採用コストをかけるメリットが少ないためです。
大量採用を行っている業界・業種に応募する場合は、基本的には直接応募で問題ありません。
直接応募よりも転職エージェントを利用した方がいい人
次の条件にひとつでも当てはまる人は、転職エージェントの利用をおすすめします。
直接応募よりも転職エージェントを利用した方がいい人
✔転職活動がはじめての人
✔年収を上げたい人
✔忙しくて時間がない人
マイナビの実施した転職動向調査2021年版によると、直接応募よりも転職エージェント経由での応募割合の方が高いことが分かります。
さらに転職エージェントを利用する傾向は年々高まっており、全体のうち28.3%が利用。20代男性では33.4%が利用しています。
転職活動で転職エージェントを利用するのは、もはや常識になってきていると言えるでしょう。
実際に直接応募と転職エージェント経由で応募してみた感想
私が実際に直接応募と転職エージェント経由の両方で応募して、感じたことをお伝えします。
直接応募と転職エージェント経由で応募してみた感想
- 大企業や人気企業は書類選考で足切りされる場合がある
- 希望企業とのコネクションが強い転職エージェント経由が有利
大企業や人気企業は書類選考で足切りされる場合がある
応募数が多い大企業や人気企業は、書類選考で足切りされている場合があると感じました。
応募数が多いとひとつひとつの書類を詳細まで確認することが難しくなるため、採用担当が一定の条件で機械的にフィルタをかけるケースもあります。
学歴や年齢、現行年収などが、応募者を絞る上での基準になっていると考えられます。
希望企業とのコネクションが強い転職エージェント経由が有利
転職エージェントは、業界や職種などの各社が特化した強みを持っています。
また企業についても同様で、企業によってコネクションが強い転職エージェントは異なります。
過去に多数の紹介実績がある。キャリアコンサルタントとの信頼関係が強いなど、コネクションの強弱はさまざまです。
私の経験上、このコネクションの強さと書類選考の通過率は、相関関係があると感じます。
複数の転職エージェントから希望企業とのコネクションが強いエージェントを選ぶことで、選考通過率がより高くなる可能性があります。
直接応募で落ちた企業に転職エージェント経由で応募はあり?
直接応募で落ちた企業に転職エージェント経由で応募するのは、やめておくべきです。
企業は応募者のデータを一定期間保管・管理しているので、仮に転職エージェントから推薦があったとしても、バイアスがかかり不採用となります。
また、直接応募の事実を隠して再応募したとしても、ばれたときにキャリアコンサルタントの心象を悪くするでしょう。
直接応募の方がメリットが大きいと判断したとき以外は、はじめから転職エージェント経由で応募するようにしましょう。
まとめ:直接応募よりも選考通過率で転職エージェントが有利
まとめ
- 転職エージェント経由の方が直接応募よりも選考通過率が高いから有利
- 転職エージェントの選考通過率が高い理由は、①推薦状で書類選考通過率が上がる②履歴書・職務経歴書がブラッシュアップできる③面接対策で面接通過率が上がる④企業の採用傾向や過去面接での質問などの情報を得ることができる
- 直接応募のデメリットは、①学歴や年齢などで足切りされる場合がある②履歴書・職務経歴書のブラッシュアップがしにくい③面接対策を自分でやる必要がある④業界情報や企業情報の入手が難しい⑤面接のフィードバックが貰えない
- 直接応募のメリットは、①入社意欲が伝わりやすい②企業の採用コストが安く済む
- 転職エージェントのデメリットは、①自分のペースで転職活動を進めづらい②キャリアコンサルタントに当たり外れがある③地方だと紹介求人が少ない
- 転職エージェントのメリットは、①内定率が高くなる②効率的に転職活動を進められる③求人の選択肢が増える
- 転職エージェント経由よりも直接応募の方がいいケースは、①転職エージェントに応募したい企業の求人がない場合②リファラル採用を利用したい場合③大量採用している業界・業種に応募する場合
- 直接応募よりも転職エージェントを利用した方がいい人は、①転職活動がはじめての人②年収を上げたい人③忙しくて時間がない人
- 直接応募と転職エージェント経由で応募してみた感想は、①大企業や人気企業は書類選考で足切りされる場合がある②希望企業とのコネクションが強い転職エージェント経由が有利
- 直接応募で落ちた企業に転職エージェント経由で応募はしない
この記事では、「転職エージェントと直接応募の比較」や「転職エージェントの選考通過率が高い理由」「メリット・デメリット」などについて解説してきました。
選考通過率を重視するのであれば、転職エージェント経由での応募が有利です。
「推薦状」や「面接対策」などのサポートをフル活用して、選考通過率を高めましょう。
この記事が、あなたの転職活動の参考になれば嬉しく思います。
もし今日から取り組める内容がひとつでもあれば、早速実践してみてください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。