「転職エージェントの内定率はどれくらい?」「転職エージェントを使うと内定率は上がる?」といった疑問を持っていませんか?
転職エージェントを使うと内定率にどれくらい影響があるのか、知っておきたいですよね。
結論から言うと転職エージェントの内定率は4~5%で、転職サイトや直接応募と比べて内定率は高いと言えます。
この記事では、「大手転職エージェントの内定率」や「転職サイトや直接応募との比較」「内定率が上がる3つの理由」などについて詳しく解説していきます。
私は直近の転職活動で転職エージェントを利用して、90万円の年収アップに成功しました。
この記事を読むと、転職エージェントを利用して内定率を上げるためのポイントが理解できるので、転職の成功確率を高めることができます。
内定率を少しでも高めたい人は、ぜひ最後まで読んでみてください。
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転職エージェントとは
転職エージェントとは、「転職を検討している人」と「採用したい企業」の間に立って、転職活動を支援するサービスです。
求人に関する情報や、転職のノウハウを持ったキャリアコンサルタントが、求職者が希望する転職ができるように手厚いサポートをしてくれます。
求職者は転職エージェントを利用することで転職が成功する可能性が高まり、企業は効率的にミスマッチのない採用ができるため、双方にとってメリットがあります。
転職エージェントの詳しい内容については、こちらの記事でまとめています。
【関連記事】転職エージェントは本当に無駄?使った方がいい人とメリットを解説
転職エージェントの内定率は4~5%
転職エージェントの内定率は、事業者によっても変わってきますが4~5%程度です。
大手転職エージェントが公表している内定率を例に解説していきます。
転職エージェントの内定率(マイナビエージェント)
大手転職エージェントの「マイナビエージェント」の公式サイトでは、応募から内定までの選考通過率が公表されています。
マイナビエージェントで転職活動を行い、内定を得た方たちのデータによると、応募して書類選考を通過し、一次面接に進む確率は約30%。そして、一次面接から最終面接へ進む確率はそのうちの約30%。さらに、最終面接を通過して内定を獲得する確率は、そのうちの約50%でした。
たとえば、1つの企業に100人の応募があったとします。その中で、書類選考を通過するのは30人。一次面接を通過し、最終面接に進むことができるのは9人。そして、最終面接を突破して内定を得られるのは、4~5人ということになります。
【引用】転職エージェントとは|マイナビエージェント公式サイト
マイナビエージェント経由の内定率は、4~5%となります。
転職エージェントの内定率(リクルートエージェント)
次に、業界最大手のリクルートエージェントの内定率です。
残念ながら、リクルートエージェントの内定率は公表されていなので、公表されている「登録者数」と「転職決定者数」の実績から算出してみます。
■取引社数 :約2万8000社(2019年度実績)
■登録者数 :約125万2000名(2019年度実績)
■転職決定者数 :約5万2000名(2019年度実績)
【引用】採用成功ナビ|リクルート
52,000人(転職決定者数) ÷ 125,2000人(登録者数) = 4.16%
リクルートエージェント経由の内定率は、概算で4.16%でした。
大手転職エージェント2社の実績から、転職エージェント経由の内定率は4~5%と言えます。
転職エージェントの内定率は高い
続いて、「転職サイト」や「直接応募」との内定率の比較です。
転職サイトの内定率との比較
大手転職サイトの「doda」が、転職成功者の平均応募社数を公表しています。
男女別の平均応募者数は次のとおりです。
性別 | 平均応募者数 | 内定率 |
---|---|---|
男性 | 18.8社 | 5.3% |
女性 | 20.6社 | 4.9% |
計 | 19.7社 | 5.1% |
転職成功者が内定を得るのに平均で19.7社に応募しているので、内定率は5.1%という計算になります。
ただ、ここで注意しなければならないのは、このデータは転職成功者に限定した平均応募社数だということです。
転職成功していない人は含まれていないため、実際の内定率は5.1%を大きく下回ることが想定されます。
仮に20社に応募して内定が0社というデータが含まれると、内定率は約半分の2.5%程度となります。
このことから、転職サイトと比較して転職エージェントの内定率は高いと言えるでしょう。
直接応募の内定率との比較
直接応募の内定率を測ることは実質不可能なので、内定率での比較はできません。
転職エージェント経由の応募と比べると、直接応募には次のようなデメリットがあります。
直接応募のデメリット
✔学歴や年齢などで足切りされる場合がある
✔推薦状なしで書類選考を通過しなければならない
✔履歴書・職務経歴書がブラッシュアップできない
✔企業の採用傾向や過去面接での質問などの情報を得ることができない
また、転職エージェントは基本的に「内定が見込める」企業を紹介します。
そのため、転職エージェントを経由すると直接応募よりも内定率が高くなる傾向があります。
転職エージェントと直接応募の比較については、こちらの記事で詳しく解説しています。
【関連記事】転職エージェントVS直接応募!選考通過率で転職エージェントが有利
30台は内定率が高い
30台は内定率が特に高い傾向があります。
dodaの調査結果によると、dodaエージェントサービスを利用して2020年に転職した人の平均年齢は32.0歳とのことです。
また、遊技機開発業界の転職エージェントである「さんななキャリア」では、年代別の内定率を公表しています。
下の表は、書類選考に対しての内定率と一次面接に対しての内定率について集計したものです。
いわゆる内定率を示す書類選考内定率は、30代がもっとも高く、次いで40代、20代、50代の順となっています。
さんななキャリアが公開しているデータは遊技機開発業界のものですが、内定率は30代がもっとも有利であることが分かります。
【出典】転職活動している人は必見!年代別の書類選考通過率と内定率|さんななキャリア
転職エージェント利用で内定率が上がる3つの理由
ここからは、転職エージェントを利用すると内定率が上がる理由について解説していきます。
おもな理由は次の3つです。
転職エージェント利用で内定率が上がる3つの理由
- 推薦状で書類選考通過率が上がる
- 履歴書・職務経歴書がブラッシュアップできる
- 面接対策で面接通過率が上がる
推薦状で書類選考通過率が上がる
転職エージェント経由で求人に応募すると、推薦状を書いて貰えます。
推薦状とは、応募者の人柄や強み、推薦理由などを記載したもので、履歴書や職務経歴書とあわせて転職エージェントから企業に送付されます。
推薦状のメリットは次の4つです。
推薦状のメリット
✔転職エージェントが推薦することで影響力が増す
✔第三者の意見によって人柄やキャリアの信頼性が高まる
✔転職理由や退職理由などのネガティブ要素をポジティブに変換してくれる
✔企業とのマッチングの後押しになる
以上のメリットにより、書類選考通過率が上がります。
履歴書・職務経歴書がブラッシュアップできる
履歴書・職務経歴書の質は、内定率に大きく影響します。
書類選考通過率は30%程度と言われており、履歴書・職務経歴書を軽視すると、内定までたどり着くことはできません。
多くの転職ノウハウを持つキャリアコンサルタントに添削して貰うことで、履歴書や職務経歴書をブラッシュアップすることが可能です。
また、職務経歴書を作り込むことで自身の「キャリア」や「強み」「転職の軸」などが整理され、面接対策にも役立ちます。
面接対策で面接通過率が上がる
十分な面接対策をすることで、面接通過率が上がります。
書類選考後、一次面接から内定までたどり着ける人の割合は15%前後と言われています。
転職エージェントでは、次のような面接対策を行ってくれます。
転職エージェントの面接対策
✔想定質問への準備回答の添削
✔模擬面談
✔応募企業の採用傾向や過去面接の情報提供
また、転職エージェントによっては、面接対策セミナーなども定期的に開催しています。
転職エージェントを利用して内定率を上げるためのポイント
転職エージェントをうまく活用することで、内定率を上げることが可能です。
内定率を上げるためのポイントは次のとおりです。
転職エージェントを利用して内定率を上げるためのポイント
- 自分にあったキャリアコンサルタントを見つける
- 複数の転職エージェント・転職サイトを利用する
- 履歴書・職務経歴書を添削して貰う
- 面接対策をして貰う
自分にあったキャリアコンサルタントを見つける
転職エージェントには、求職者の年齢・職種・専門分野などによって得意不得意があり、キャリアコンサルタントのタイプもさまざまです。
できるだけ優秀で自分にあったタイプのキャリアコンサルタントを見つけることができれば、転職活動の「質」と「効率」を高められます。
転職エージェントを利用する場合は、「適切な会社選び」と「自分にあったキャリアコンサルタント探し」が重要になります。
複数の転職エージェント・転職サイトを利用する
複数の転職エージェント・転職サイトを併用することで、内定率が上がりやすくなります。
複数サービスを利用すべき理由は次のとおりです。
複数の転職エージェント・転職サイトを利用すべき理由
✔サービスによって非公開求人・独占求人がある
✔キャリアコンサルタントには「当たり外れ」がある
✔サービスによって専門分野・得意分野が異なる
まずは転職エージェントで2~3社、転職サイト1~2社に登録してみて、自分にあったサービスを探してみるのがおすすめです。
おすすめの転職エージェント
✔リクルートエージェント
転職支援実績NO.1
【公式サイト】http://www.r-agent.com/
✔パソナキャリア
オリコン顧客満足度調査4年連続NO.1
【公式サイト】 http://www.pasonacareer.jp
おすすめの転職サイト
✔ビズリーチ
国内最大級のハイクラス転職サイト
【公式サイト】https://www.bizreach.jp/
✔doda
転職エージェント機能も使える
【公式サイト】https://doda.jp/
✔リクナビNEXT
転職サイト求人数No.1
【公式サイト】https://next.rikunabi.com/
履歴書・職務経歴書を添削して貰う
履歴書・職務経歴書は必ず添削して貰うようにしましょう。
キャリアコンサルタントは、あなたのキャリアやスキルをヒアリングした上で、アピールポイントを「過不足なく」「効果的に伝える」方法を教えてくれます。
自分は大丈夫。と思っていても、思いもよらなかったアドバイスや改善点を指摘して貰えるかもしれません。
転職のプロの客観的なアドバイスを受けることで、履歴書・職務経歴書をブラッシュアップできます。
面接対策をして貰う
内定を獲得するためには、十分な面接対策が不可欠です。
持っている能力やキャリアは変えられないので、面接では事実の「伝え方」や自分自身の「見せ方」も重要になってきます。
特に面接の経験が少ない人や自信がない人は、想定質問への回答の添削して貰ったり、模擬面談をするなどの対策をしておくことをおすすめします。
また、転職エージェントを利用すると、面接後に応募企業からのフィードバックを貰うことも可能です。
フィードバックの内容をもとに次回の面接対策をすれば、さらに内定率を上げることができるでしょう。
その他の転職エージェントを使うべきメリット
「内定率が上がる」以外にも転職エージェントを利用するメリットはあります。
転職エージェントを利用するメリット
✔求人の選択肢が増える
✔効率的に転職活動を進められる
✔無料で利用できる
転職エージェントを利用すると、「内定率」と「求人数(求人の選択肢)」がそれぞれ向上するので、内定数の増加につながります。
内定数 = 応募社数 × 内定率
まとめ:転職エージェントを有効活用すれば内定率は上がる
まとめ
- 転職エージェントの内定率は、事業者によっても異なるが4~5%程度
- 転職エージェントの内定率は、転職サイトや直接応募と比べると高い
- 転職エージェント利用で内定率が上がる3つの理由は、①推薦状で書類選考通過率が上がる②履歴書職務経歴書がブラッシュアップできる③面接対策で面接通過率が上がる
- 推薦状のメリットは、①転職エージェントが推薦することで影響力が増す②第三者の意見によって人柄やキャリアの信頼性が高まる③転職理由や退職理由などのネガティブ要素をポジティブに変換してくれる④企業とのマッチングの後押しになる
- 転職エージェントの面接対策は、①想定質問への準備回答の添削②模擬面談③応募企業の採用傾向や過去面接の情報提供
- 転職エージェントを利用して内定率を上げるためのポイントは、①自分にあったキャリアコンサルタントを見つける②複数の転職エージェント・転職サイトを利用する③履歴書・職務経歴書を添削して貰う④面接対策をして貰う
- 複数の転職エージェント・転職サイトを利用すべき理由は、①サービスによって非公開求人・独占求人がある②キャリアコンサルタントには「当たり外れ」がある③サービスによって専門分野・得意分野が異なる
- 転職エージェントを利用するメリットは、①求人の選択肢が増える②効率的に転職活動を進められる③無料で利用できる
この記事では、「大手転職エージェントの内定率」や「転職サイトや直接応募との比較」「内定率が上がる3つの理由」などについて解説してきました。
内定率を上げたいのであれば、転職エージェントをうまく活用するのが効果的です。
転職エージェントの「コネクション」「情報」「リソース」を活用して、転職活動のパフォーマンスを最大化しましょう。
この記事が、あなたの転職活動の参考になれば嬉しく思います。
もし今日から取り組める内容がひとつでもあれば、早速実践してみてください。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。